賀茂神社
今回は、宮城県仙台市泉区古内にある加茂神社です。
加茂神社は、元は鹽竈神社に鎮座しており、「只州宮」と称されていました。
元禄8(1695)年10月に、仙台藩主伊達綱村が社家鎌田信濃守に命じ、御社くじの結果、現在地に遷座することになりました。
元禄9年には、下賀茂社を「御祖神社」として勧請し、翌元禄10年に上賀茂社を「別雷神社」として勧請しました。
加茂神社には今も元禄9年と元禄10年の墨書がある棟札が伝わっているそうです。
参道入口には立派な鳥居があります。
鳥居をくぐると、宮城県指定天然記念物であるイロハモミジが2本あり、仙台狛犬とともに出迎えてくれます。イロハモミジは2本とも樹齢200年以上と推定されています。
キュートな仙台狛犬です。
木々に囲まれた参道は京都下鴨神社の糺の森を彷彿とさせます。
随神門をくぐり、本殿へ。
写真左手が上賀茂神社で、別雷命(産業・商売守護)を祀ります。写真右手が下賀茂神社で、玉依姫命(安産・子授守護)を祀っています。
本殿は茅葺きで切妻造一間社流造という造りで、宮城県指定重要文化財となっています。
帰りに社務所で御朱印をいただきました。
オリジナルの御朱印帳もあるようです。
【所在地】宮城県仙台市泉区古内字糺1番地
【御朱印】あり(オリジナル御朱印帳あり:初穂料2000円)
【駐車場】あり