櫻田山神社~武烈天皇を祀るやまのかみさま~

今回は宮城県栗原市にある櫻田山神社、通称「イケメン神社」です。

狩野英孝さんの実家の神社だからか、グーグルマップだと「櫻田山(イケメン)神社」(令和2年10月3日現在)と表示されています。

この櫻田山神社は、祭神として武烈天皇を祀る珍しい神社で、安産・疫病の神として崇められています。

第25代天皇であった武烈天皇は506年に崩御し、武烈天皇に仕えていた狩野掃部ノ介(宮司狩野家の祖)と久我大連の両名は天皇に後継者がいない責任をとらされ左遷されます。経緯は不明ですが、その後、陸奥国に赴いた狩野掃部ノ介が、栗駒山の荘厳さに魅せられ、天皇を偲び、山間に神社を建立し、後に桜田の里に遷座したのが櫻田山神社の始まりです。

秋の栗駒山 「栗原市観光ポータルサイト ぎゅぎゅっとくりはら」より

「山から来た神社」であることから、「山神社」と称したそうです。祭神が武烈天皇なのになぜ「山神社」なのかと思っていましたが、それを知って腑に落ちました。

「山神社」と書いて「さんじんじゃ」と読み、地元の人たちからは「やまのかみさま」と崇められています。

武烈天皇というと、『日本書紀』では暴虐な行為が多く記載されており、「ザ・暴君」といった印象を受けますが、これについては、継嗣がなく仁徳系王朝が途絶えることを合理化したものと考えられています。

さて、それでは境内をご紹介します。

参道入口の大鳥居

参道入口にそびえる大鳥居が目を引きます。鳥居をくぐった先、拝殿に続く坂の下に駐車場があるのでそこに車を停めます。

駐車場から坂道を少し上ると鳥居があります。

階段を上ってすぐのところに、「ミヤギケンタウルス」なる謎のオブジェが…。

拝殿は総欅で白木流造、至る所に彫刻がなされており、天井は絵で装飾され、栗原市の有形文化財に指定されています。

拝殿

拝殿横には石祠や石碑が集められています。

御朱印(初穂料300円)は拝殿に隣接する授与所でいただきます。狩野英孝さんのお母様に書いていただきました。

【所在地】宮城県栗原市栗駒桜田山神下106