龍口神社
今回は、宮城県石巻市前谷地にある龍口神社(たつのくちじんじゃ)です。
正保2(1645)年に前谷地村の百姓七右衛門が、龍ノ口山に柴刈りに行き、休んでいたときに夢でお告げを受け、龍神を祀ったのが始まりと伝わります。
五穀豊穣・安産の神として信仰を集めています。
江合川沿いの道に朱塗りの大鳥居が建っているので、そこから細い道を進んでいくと駐車場に出ます。
本殿へは坂道と石段がありますが、石段から行くことにしました。
朱塗りの神門をくぐり、緩やかな石段を上ります。
途中にある石灯籠には、菊水など精緻な彫刻が施され、目を愉しませてくれます。
石段を上りきると、朱色の鳥居があり、その先の砂地の境内中央に社殿があります。
なお、御朱印は本殿の賽銭箱前に置いてありました。
本殿横には境内社がそれぞれ鎮座しています。
境内の隅に、奥の宮へ続く階段があります。
私が参拝した際は、工事中だったのか奥の宮周辺はブルーシートに覆われ、参拝することができませんでした。
階段は奥の宮の上まで続いており、その先に覆い屋根と注連縄が張られた場所を発見。
岩肌をくりぬいたような空間の中に、池がありました。壁や天井は苔でおおわれており、水が滴り落ちていました。
奥の宮にあるご神体の岩を見てみたいので、またいつか参拝したいと思います。
【住所】宮城県石巻市前谷地字龍口山11
【祭神】豊玉彦命
【御朱印】あり
【駐車場】あり